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入学前にいちばん大切なのは「先取り」より「座る力・聞く力」でした

2026.05.02
お知らせ

小学校入学が近づくと、年長さんの保護者の方からこのようなご相談をいただくことがあります。

「入学までに、どこまでできていれば安心ですか?」
「ひらがなは全部読めた方がいいですか?」
「計算も始めた方がいいですか?」
「席に座っていられないのが心配です」

小学校入学準備というと、ひらがな・数・計算などの“お勉強”に目が向きがちです。

もちろん、それらも大切です。
しかし、入学後の学校生活をスムーズにするためには、それ以上に大切な土台があります。

それが、

です。

「ひらがなは書けます」
「数も20くらいまでわかります」

それでも、小学校に入ってから戸惑ってしまうお子さんは少なくありません。

学校では、知っていることだけでなく、

・椅子に座って話を聞く
・先生の説明を最後まで聞く
・今やることを理解する
・順番を待つ
・気持ちを切り替える

といった力が必要になります。

文字や数を少し先取りしていても、座っていられない、話を聞く前に動いてしまう、指示が最後まで入らない状態だと、本人が「学校って大変」「できないかも」と感じやすくなってしまいます。

1. 座る力

ここでいう「座る力」とは、ただ我慢して座ることではありません。

“今は座る時間”と理解して、気持ちを切り替える力です。

最初から長時間座れる必要はありません。
年長さんであれば、まずは5分、10分からで大丈夫です。

家庭では、

・食事の時間に椅子に座る
・絵本を最後まで読む
・短いプリントを1枚やってみる
・机に向かう時間を毎日少しだけ作る

こうした小さな積み重ねが、入学後の安心につながります。

2. 聞く力

聞く力は、学力の土台です。

先生の話を聞ける子は、何をすればよいかがわかりやすく、失敗しても立て直しやすくなります。

幼児期には、耳で聞いて理解する経験をたくさん重ねることが大切です。

たとえば、

・「赤いえんぴつを持ってきてね」
・「靴をそろえてから、手を洗おうね」
・「今日はこのあと何をするかな?」

このような日常のやり取りの中で、聞いて理解し、行動する力が育っていきます。

3. 学習習慣

小学校に入ると、毎日少しずつ続ける力が必要になります。

だからこそ、幼児期は長時間勉強するよりも、短くても毎日続けることが大切です。

1日10分でも、

・机に向かう
・鉛筆を持つ
・話を聞く
・最後までやり切る

この経験を積んでおくことで、入学後の宿題や授業にもつながります。

ひらがなや数の準備も大切ですが、焦って詰め込む必要はありません。

ひらがなは、入学前であれば、

・自分の名前が読める
・自分の名前が書ける
・身近なことばに興味を持てる

くらいを一つの目安にして大丈夫です。

大切なのは、文字を嫌いにしないことです。
「書きなさい」ばかりになると、文字そのものが負担になってしまうことがあります。

読み聞かせ、ことば遊び、しりとり、お手本を見ながら楽しく書くなど、楽しさを残しながら文字に親しむことが大切です。

数についても、数字を書けること以上に、

・1つずつ対応させて数える
・多い、少ないがわかる
・5や10のまとまりを感じる
・生活の中で数を使う

ことが大切です。

おやつを分ける、階段を数える、時計を見る、積み木を並べるなど、日常の中にも数の学びはたくさんあります。

ザベリオ小学校を見据えた準備についてのご相談もあります。

大切なのは、特別な先取りをすることだけではありません。

まずは、

・話を聞いて行動できること
・落ち着いて課題に向かえること
・ことば、文字、数に親しみがあること

を育てていくことが大切です。

特に、指示を聞く力や、先生とやり取りしながら学ぶ姿勢は、入学後に大きな力になります。

「できる問題ならできるけれど、話を聞くのが苦手」
「家だとやらない」
「気分にムラがある」

このようなお悩みはよくあります。
だからこそ、幼児期には知識を増やすこと以上に、学べる状態を作ることが大切です。

家庭だけで頑張りすぎなくて大丈夫です

入学準備は、保護者の方が一人で抱え込みやすいテーマです。

「毎日見てあげなきゃ」
「ちゃんと教えなきゃ」
「今のままで間に合うかな」

そう不安になるのは自然なことです。

ただ、幼児さんの学びは、親子だけだと甘えが出たり、家では切り替えが難しかったり、教える側が感情的になってしまったりすることもあります。

そんなときは、外で安心して学べる場所を使うことも一つの方法です。

ひろえ塾では、幼稚園児さんの学びを、ただ「先に勉強すること」とは考えていません。

大切にしているのは、

・座る力を育てること
・聞く力を育てること
・ひらがな、数の土台を楽しく作ること
・入学後につながる学習習慣を身につけること

です。

幼児さんは、その日の気分や体調によっても様子が変わります。
だからこそ、一人ひとりの状態を見ながら、今その子に必要な力を考えて進めていきます。

落ち着いて座る練習、話を最後まで聞く練習、ひらがなの読み書き、数の理解、学校につながる課題への取り組み。

こうした積み重ねが、入学前の自信につながります。

入学前に完璧でなくても大丈夫です

入学前は、どうしても周りと比べてしまいがちです。

「もうカタカナも読める子がいる」
「足し算をしている子がいる」
「うちの子はまだ落ち着きがなくて心配」

そう感じることもあるかもしれません。

でも、本当に大切なのは、今できる・できないだけではありません。
その子が一歩ずつ、学ぶ土台を育てているかどうかです。

座る力。
聞く力。
ひらがなへの親しみ。
数の感覚。
毎日少しずつ机に向かう習慣。

この土台がある子は、入学後に伸びていきます。

まずは「今必要な準備」を見つけましょう

入学準備といっても、必要なことはお子さんによって違います。

ひらがなを進めた方がいい子もいれば、まずは座る時間を作ることが先の子もいます。
数の理解を育てたい子もいれば、聞く力を整えることが大切な子もいます。

ひろえ塾では、お子さんの今の様子を見ながら、小学校入学に向けて必要な土台づくりをお手伝いしています。

「何から始めればいいかわからない」
「ザベリオ小学校準備を考えている」
「家ではなかなか進まない」

このような方は、ぜひ一度ご相談ください。

お子さんに合ったペースで、入学前の大切な時期を安心して進めていきましょう。

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